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好きな作品を流れのままに綴ります。 二次・オリジナルのお話です。よろしくお願いします。まずは【はじめに】からお入り下さい。

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続・熱愛  7【R18】

2009-11-01 Sun 00:07

【R18】申し訳ありません。ご自身でご判断の上、お進みください。

【夢の中の人 7】

つくしは夢を見ていた。
【映画の様なワンシーン】暖炉の前に肩寄せ合う自分ともう1人。膝を一つのハーフケットで温め合う。それぞれの手にはアルコール入りのホットドリンク。寒い夜長を語り合う。時折どちらとも無く交わす口付け。ドリンクを飲み干す頃には寒さも癒え、互いの肌を求め合う。少し大きめなソファーの上。何時しか身体を組み敷かれて行く。そして・・・・・・

「・・・・・つくし。着替えよう?」
優しい声が現実に引き戻す。もう少し甘い夢を見て居たかったと思う気持ちと、眼の前の優しい声に安らぎを覚えながら。
「着替え?」
「ああ。凄い汗で、パジャマが濡れてるから。このままは身体に良くない。乾いたパジャマを用意したよ。さあ、濡れたパジャマを脱がせるよ。」
「うん。」
つくしは類に優しくされながら、夢を想い起していた。
暖炉の前で触れ合う相手の顔。何故、思い浮かばない?
露わになった肩や胸。恥ずかしさは、交わりを交わした間柄になっても変わりはしない。
両手で隠し片腕ずつ袖を通す。時折類が何気なく首筋や肩に唇を寄せる度、風邪のせいでは無い震えが身体を包む。
「汗が熱を取り去ってくれたみたいだね。」
「類。ありがとう。」
「でも、身体が震えてる。」
「それは・・・・・」
「俺のせい・・・・・だろ?こうするから」
ボタンを掛けずにいるつくしのパジャマの中。類はそっと膨らみに手を当てる。
「ん・・うっ・・・るい・・・・・」
「つくし・・・愛しても良い?」
「う・・ん」
それだけ言うのが精一杯な程に、既に類の手は触れた先を揉みし抱いている。
先を転がし包みこみながら。唇を塞がれ舌を絡ませ離そうとはしない。
つくしは病み上がり。類を案じ唇を離そうと胸を押す。しかし、類の欲求はそれを望まない。
水分が汗で出たばかりのつくしの口腔内を潤す様に類の舌が絡みつく。次第に先を求める様に、唇で首筋へ鎖骨へ滑り降り、着替えを仕掛けて居たパジャマが邪魔になる。
脱がないまでも、前は大きく開かれて身体に類の瞳が降り注ぐ。膨らみに舌を滑らせ、蕾に辿り着くと甘噛みしながら舌と唇で弄ぶ。
片手をもう一方へ宛がうとゆっくり両方を味わっていた。
つくしの体が、耐えきれないと言う様に反らせながら、甘い声でそれを知らせる。類は高ぶる気持ちの抑えが利かず、声を聞けば聞く程、求めずにはいられない。
何時しか手も唇も求める先を彷徨わせ、知り始めたばかりの園を目差して手が触れる。そして指が!その指先が捉え、動かずにはいられない。
「ああ・・・んっ・・あ・ああ・・るい・・・きょうは・・そこは・・・だめ・・・」
「どうして?こんなに求めてくれてるのに・・・」
「きれいじゃないもの・・・」
「何時だって・・キレイな身体だよ・・・だから、止めない。いや・・・止められないんだ!」
「るい・・・」

指先は感じる部分を放さず、つくしの逸らそうとする動きも叶わない位に愛し続けた。
やがて全身を震わせながら、更に甘い声が漏れると、触れる部分も動きを指に教える。ゆっくり入口に指を進め、中の様子を伺う様に、徐々に奥へと移動させた。指でさえも絡みつき締められる程のその場所。さっきまで離せずにいた園の敏感になっている部分にキスをし、舌で味わう。ゆっくりゆっくりと。やがて意識を遠のかせていたつくしが、漸く気が付き、その状況に驚き類の体を拒もうとする。
でも、やはり類の身体はピクリとも動かないまま行為は続けられて行く。
「あっ・・ああ・・ふぅ・・んあああ・・もうダメ・・・るい!」
再び白い世界に行かされながら、類の愛の深さを想い知らされて。
「ごめん。止めてあげられなくて・・・・・」
上からつくしを見降ろしながら、頬と額にキスを落とし、答えの無いつくしを抱き締める。再び白い世界から気が付いたつくしも類の体を抱き締めて。
「類。愛してる。」
「愛してる。完全に戻っていない身体を抱いてごめん。」
「ううん。最後まで抱いて!」
「でも、大丈夫?」
「今頃聞く方がおかしいよ。それに、これで終わりには出来ないって身体が教えてるモノ。」
「うん。ダメって言われても、するつもりだった!」
「ばかっ・・・・・」
充分過ぎる潤いの場所に類自身を貫いて。ゆっくりそして動きを付けて。壁に突き当たり掻き乱しながら、想いを打ち付ける。何度も何度も・・・・・。
「ああ・・・あああ・ん・・るい・・・・・」
「つくし・・・・」
動きは速さを増し、類だけでなくつくしも伴う様に、喜びの世界へ2人一緒に導かれて行った。


眠ってしまっていた2人。
その時に見たつくしの夢。
その中で、リフレインする様な場面。それは暖炉で肩寄せ合うあの夢。
顔が見えずに眼が覚めたつくしだった。それが今、キスを放す相手の顔が少しづつ形を露わにして行く。
そして・・・・・
「つくし愛してる!」
「・・・るい・・・類!!」
紛れも無く、その人は類!

「・・つくし・・・つくし?どうした?」
現実の世界に呼び起こされた。そして、その呼び声は再び愛する人。
「類!良かった類で。」
「俺を呼ぶから!夢でも何か有ったかって心配になった。」
「ううん。夢でも、現実でもあたしには類しか居ない。」
「つくし。俺も。」

そして、2人は窓の外の夕闇で夜の訪れを知った。
「お腹空いたろ?用意して有るよ。」
「類。ありがとう。」
「つくし無しでは、居られない事を解って貰えた?」
「・・・・・・ごめんなさい。」
「何処にも行かないでおくれよ。行っても、つくしの帰る場所はここだからね。」
「うん。ここしか無い。類の場所しか・・・・・」

つくしの身体の熱は上がる事無く、それは、2人の心に移動した様に甘い熱を更に募らせて行く。

いよいよ、明日から年末シフトの後期期間。


明けて大晦日。
今日で、この一年が幕を閉じる。
類とつくしにとって、NYに引き続いて激動の1年だった。
あの時は、愛する人の身を案じて!
そして今、2人は結婚を親にも認められ、カウントダウン寸前の状況。
後は、どれ程揺るぎない想いが続いているか知って貰うだけ。事実上認めてくれているのだから。

2人が背負う今の状況は、道明寺司への配慮から。
手前上を繕っての事と類もつくしも解っている。
類とつくしに出された課題。
つくしに取って、他でも無い愛する人の親からならば、是が非でも叶えさせなければならない。
生きて来た生活レベルの異なる2人。しかも「息子の親友」と婚約間近だった。
平凡な家庭であっても、反対されないとも限らない出来事。
なのに、熱意を受け入れてくれた愛する人の両親に、どうしても誠意を見せたかった。
慣れない家事と研修に、戸惑い・疲れたつくしの限界ぎりぎりの状況が、一時は危機を匂わせた。
しかし幸いにも、友人の手助けもあり、元の鞘に戻る事が出来た。

類は、状況を話し理解を得たい事がある。
その為に、父親に相談があると連絡を入れた。しかし、年末年始は既に予定が埋め尽くされ、息子であっても会えそうに無い状態だと知る。会えるのは、年明け3日以降に成りそうだった。
と言うのは、母を伴い、数人の役員家族を誘っての旅行を計画しているらしい。
類は已む無く諦め、1月のスケジュールを見て、会う事にして貰った。

この日、類はつくしに合わせ、同じ様に眼を覚まし食事を摂ると車で送る事を申し出た。
始めは「いい」と断ったつくしだが、もう隠さないで行こう。と心に決め、送って欲しいと類に告げる。
「いいの?嫌だったんじゃない?」
少し寂しそうにしている類に
「ううん。類に申し訳ない気がして。それに、カッコ良過ぎる彼氏で、目立ち過ぎるから!」
周囲に花沢の子息と知られたくない。それが本音。でも、類が気にすると想えば口には出来ない。
類は、倒れたつくしを運んで来たあきらと総二郎から、関田仁の事を聞かされた。
その同僚が乗る車からして、親のレベルの高さを想像した矢先、自分達の親が住む私邸に劣らない豪邸に入った関田とつくしの話し。そこで、具合が悪いつくしを看護してくれたらしい事。そして、その祖父は、今つくしが研修を受けている会社の創業者で、どうやら関田は孫?ではないかと言う事。

類は何れにしても、これを機につくしに恋人がいる事を他の人間に知らしめたいと想った。
総二郎は、些か関田のつくしを見つめる眼が、類に似ていたとは言え無かった。言えば看病の件もある以上、直接会いに行かないとも限らない。研修が終われば接触はし難くなるだろう。
2人の未来が掛かっているのなら、つくしを信じて類にはそれは言わない事にした。

レストランが見える場所に車を停めて貰い、つくしは車を降りた。歩道のあちこちに、露天商が初詣を見据え出店準備に大忙しで用意をしている。綿菓子・たこ焼き・りんご飴。つくしは窓越しから類に告げる。
「帰りは、迎えに来ては貰えそうに無いね?」
「そうなりそうだね!歩いて迎えに来ても良い?」
「えっ?」
「初詣に行こうよ!りんご飴食べながら。」
「クスッ。心にも思って無いくせに。」
「何がさ?」
「りんご飴!信憑性が無いよ。それを言うなら、たこ焼き位にすれば良いのに。」
「じゃあ・・・たこ焼き。」
「うん。解った。でも今夜は、研修生でも終わるのは11時に成るけど良い?」
「それなら尚の事、迎えに来なけりゃ心配。11時には此処に居るね。」
「遅れたらどうする?」
「携帯があるじゃ無い!」
「うん。それじゃあ、行って来ます。」
「行ってらっしゃい。」

つくしは、関田仁の事を類が知っているとは知らない。
知らないと言うより、知る必要性が有るとは思ってもいない。
関田仁は、つくしの中では、好ましいとは言えない同僚だった。行動・態度、何れも苦手の部類。
ある日店で、関田が商品を壊した少年を諭し、一緒に責任者に詫びる姿を見る場に居合わせた。
その諭す態度から、子供嫌いは払拭したとも言える。そして、付き合い難く、サボってばかりだと言う事も、事情があっての事と知る。そして見方を変えると、関田に問題があると言うより、多少自分の見方にも問題があったと、考えが変わっていた。
だからだろうか、倒れたあの日。何故か不快に思う事無く好意に甘えられ、送ると言ってくれた言葉も受け入れられた。
ただ不覚にも、送られる途中で熱の為に朦朧となってしまった事。自宅を案内して貰えない様子から、関田は困り果て、自宅に連れ帰った。そして、そこで知った、力を持った親を持つ子息らしい事実。何処か人を寄せ付け難い雰囲気は、その為かも知れない。そんな事情が、徐々に関田への態度を一変させて!



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続・熱愛 1234(R)567(R)891011(完)

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