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好きな作品を流れのままに綴ります。 二次・オリジナルのお話です。よろしくお願いします。まずは【はじめに】からお入り下さい。

LIE 14 芽ばえ

2015-07-20 Mon 21:02

14【芽ばえ】

つくしが帰った後で、総二郎は複雑な思いの中にいた。



なんで、この西門総二郎が、モヤモヤしなくちゃならないんだ?
これまで、一度もそんな経験などない。
例え名前を知らなくても、見た目だけでもちやほやされてきた自分が、たった一人の平凡な女子高生の眼中にも置かれていない存在。

ほんの少し前までは、師匠と呼ばれるだけで良しとしていたはずだった。
なのに、親友の花沢類の名が出てきた途端、気分が苛立ちに変わっている。

「別に、あんなちんちくりんの後輩が、誰に興味を持とうが俺には関係ねえ!」
誰に言うのでもないが、一人つぶやいていた。
「でも、でもだ、その興味の相手が類だっつうのが気に食わねえ。
なんで、F4を少しばかり知ってて、でだ、花沢類の名前しかわからないだと?
そう・・・そうさ、それが気に食わねえだけさ。」

総二郎は、言うだけ言い切ると、椅子から立ち上がりバスルームに向かった。

その頃、つくしは総二郎の気持ちなど全く気に留めることなく、この所、身の回りで起こる出来事を思い浮かべていた。
「高校に入って、なんだか驚くことばっかりだな~」
机に向かい、頬杖をつきながら言葉を吐いていた。まさか、師匠である壮太が、学園の注目の的の存在であるF4の一員・西門総二郎であるなどとは思いもしないで。

しかも、師弟関係を超えて、西門総二郎の気になる存在になり始めていた。


LIE
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