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好きな作品を流れのままに綴ります。 二次・オリジナルのお話です。よろしくお願いします。まずは【はじめに】からお入り下さい。

《初恋・第3章》 Dreamer 1 祖母の思い

2014-09-04 Thu 00:00

初恋・第3章Dreamer
初恋・第2章ノスタルジアに続く第3弾として、本日から皆様にお届けいたします。
更新がスムーズに行くか、それはわかりませんが、極力頑張ります。

皆様から多数ご要望いただき感謝いたします。


1【祖母の思い】

造り酒屋から酒造を止め、酒屋での経営に切り替えて間もなく、その主だった牧野千恵子の母が逝去した。
先日、内輪の者だけで3回忌の法要を済ませたところだった。

そんな時、突然思いがけない訪問者があった。

亡き母と同世代の端麗な女性が、位牌に線香を手向けたいと尋ねてきたのだ。
その人は、おぼろげながら見覚えある女性。

そして、千恵子は思い出した。
確か娘の中学受験の際に、その学園パンフレットの中に、学長として大きく載っていた人に違いない。

だとしたら、亡き母の学友であり、その学園の最高責任者だ。
その人の訪問。
友人として、母の墓前に手を合わせにみえたのだろう。まだ、その時はそう思っていた。

家の中に案内し、仏間に案内すると、敷居越しに数分立ち尽くし母の遺影を見つめた。
「早いものですね。もう3年ですね。」
そう言った。
それから、仏壇の前に佇むと、長い時間合掌していた。

持参した香典袋には、西園寺操と示されてある。やはり、間違いなく学長だった。

その人は、3回忌に合わせて訪れただけだと思っていたが、それだけではなかった。
亡き友人の家族に、託された思いを告げる目的も含まれていた。

仏前で亡き母に話し終えた後、改めて娘の千恵子に向きを変え座り直した。

「お嬢さんの千恵子さんでしたわね。」
向かい合うと、確かめるように話し出す。
「はい。」
「今日は、友人からの頼まれ事を伝えに参りました。」
千恵子は驚いて、目の前の西園寺操の顔をじっと見つめた。何しろ母亡き後3年近く経っている。それなのに、今になり、伝えられる事とは何だろうかと。

「わたくしは、友人から頼まれ事をしておりました。」
意外な内容に千恵子は、ただ驚いていた。
「母から…ですか?」

「そうです。」
「いったい・・・何をでしょうか?」

千恵子の顔を真っ直ぐ見つめ、ゆっくりした口調で語りだす。
「それは・・・」

今、牧野つくしの未来が再び動き出す。


《初恋・第3章》 Dreamer

 
《初恋・第2章》ノスタルジア
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初恋  
9完
番外編

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コメント

★ NoTitle

うれしーい。最高でーす。(^◇^)                        これこそ、狂喜乱舞
本当に楽しみにしていまーす                                                              やったー。(^_-)-☆        

2014-09-04 Thu 10:03 URL | ちび #Lx6uAyHY[ 内容変更]

★ Re: ルナミミさま

こんにちは^^
いろんな作品を見ていただき嬉しいです。これからもよろしくお願いします。風の行方は、いずれアップしますね。

2014-10-06 Mon 12:46 URL | ルナミミ #-[ 内容変更]

★ Re: NoTitle

こちらこそ嬉しいです^^        

2014-10-06 Mon 12:46 URL | ルナミミ #-[ 内容変更]
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