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好きな作品を流れのままに綴ります。 二次・オリジナルのお話です。よろしくお願いします。まずは【はじめに】からお入り下さい。

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短編 TIME

2012-12-30 Sun 20:32

2012年暮れの作品です。

TIME 2人の・・・


「ねえ!」

君のいつにない甘い声に身体が聞き耳を立てる

「ん?なに」

ドキドキする胸の鼓動を隠し 何気なく答える

「大晦日だけど・・・ 新しい年明けを一緒に過ごしたいな」

それは俺が切り出そうとした事だった。

「ん~まだ 電話して確認しないと出来るかどうかわからないな」

嘘を言う俺

「そうなんだ・・・無理かも知れないんだね?
去年はあたしはバイトで忙しかったし、色々事情もあったしね・・・
今年こそと思って、なにも予定入れずにおいたんだけど・・・そっか・・・なら・・うん いいよ!
バイト先で、予定ないなら入ってくれないかって言われてるから。出来るって答える事にするね。
だから、気にしなくても良いよ
ごめん!急に変なこと言って。
あ~あっ・・・変わったこと言うのは、もう止めよ。柄じゃなかったね。へへへっ」

しまったと後悔した俺。
あいつがどんな思いで切り出したかを、俺の方で理解してやるべきだった。素直に聞き入れるべきだったと心底後悔した。
だから、後悔する思いを払拭させるように愛おしい相手の肩を引き寄せた。

「ごめん。嘘だよ。予定はあるにはある。ただしそれは2人の為の予定。」

「エッ?」

抱き寄せられただけで驚く様子を見せた上に、切り出された2人でと云うその言葉に、大きな瞳を更に丸くして見返して来た。

「俺から誘いたいと思ってた。でも、切り出された途端にジラしたくなって嘘を言ってんだ。
あんたが可愛いいから。どんな言葉で返して来るか知りたくなった。
あんたが無理強い出来るタイプでない事を知ってるハズだったのに、ホント迂闊だったよ。
言った後で、寂しそうな顔を見た時にスゴク後悔した。
ホントにごめん。素直に喜んであげるべきだったね。」

「類のバカ」

そう言うと小さな肩を落とした。

「いつだって、俺の時間は、全部あんたとの時間に切り替えたい。そう思うほど俺はあんたに惚れてる。自覚して!!」

2人が同じ時間を過ごせるようになったのは半年前。
それまでの色々な事情は、そこから切り替えられた。でも、同じ夜明けをまだ迎えた事はない2人。キスでさえも数少ない。そんな関係。

新たな年明けを2人で迎え、掛け替えないものになりますようにと2人揃って祈りたい。
始まったばかりのステージを、この先ずっと続けて行けるように。

間もなく新しい年が幕を開ける。

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更新有難うございます!待ってました。またお時間んが出来たらお願いしま〜す。楽しみにしております。

2012-12-30 Sun 23:59 URL | #-[ 内容変更]
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