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Love 33 大事な人

2010-11-02 Tue 00:00

33【大事な人】

類はつくしを乗せて私邸へ向かった。

確か今日は、両親がゲストを招き家で食事会を開くと言っていた。息子の自分も加わる様か気にしたが、幸い声は掛からなかった。

それがあるから、私邸に居る筈。ただし、ゲストが居るか居ないかが問題だ。

それでも、行くしかない!そう心に言い聞かせて向かった。

「スゴク怖い顔してる。」
類の表情につくしが言う。

「ん?アッ・・ごめん。
考え事してて!
気にしなくて良いよ。もう俺達は一つなんだ。」

「うん。」

「つくし!何があっても今の気持ちを持ち続けて!
良いね。」

「う・うん。やっぱり何かあるの?」

「いや、起こすんだよ。この事をキッカケに!」


話すうちに着いた私邸の入り口。目の前の聳え立つ様な門を前にして、今のつくしには要塞の様に思えてしまう。

微かに身震いがする。息も脈も心なしか速い。

車が停まり、類がドアを開けたがつくしは動けずに居ると、類がドアを開けてくれた。
「平気?
さあおいで!」

「は・はい。」

エントランスに数人の使用人らしき人達が出迎えていた。
「お帰りなさいませ。」
「松尾!
静かだけど、お客様は?」

「はい。つい今しがたお帰りになられました。」
「そう。で・・・父達は?」
「客間にお2人でお寛ぎです。」
「ん。
これから大事な話しがあるから、声を掛けるまでは誰も入らない様に。」
「はい。承知致しました。」

使用人責任者の40代の松尾女史がつくしをチラッと見たのを類も知り、笑みを浮かべつくしを隣りに寄せると
「松尾!
この人は牧野つくし。俺の大事な人。これからも宜しく頼むね。」
「はい。
牧野様。松尾でございます。
宜しくお願い致します。」
「牧野つくしです。宜しくお願い致します。」

「アッ!みんなも、宜しく頼むね。」
つくしと松尾以外の使用人が向き合い頭を下げ合った。

後ろに見つめる視線を受けながら、類はつくしの背中に腕を廻し廊下を進んだ。

「類様が逞しく見えるわ。」
「奥様になられる方でしょうか?」
「類様が、凛として紹介された方ですから、お2人もお解りにならでるでしょう。
さあ!今夜は4人分のお食事のご用意になるかも知れないと料理長に話しておいて!」
「は・はい!」

1人きりでも、余韻の中に居た松尾。
「上手く行きます様に!」



コンコン
「類です。只今戻りました。」
「お入り。」
「はい。

行くよ!」
「は・はい。」
つくしは深呼吸して、開けたドアに類に続き踏み出した。


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