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Love 25 ショッピング

2010-10-07 Thu 00:00

【普通】

つくしは生まれて初めて「エステ」を経験した。
肌にエステシャンの両手の指が自在に流れて行く。上に引き上げたりピアノを引く様な動きをしたり。不思議な位にうっとりとされるままにベッドに横たわる。
身体に至っても、指先まで丹念に磨きあげられて行く。
「こんなに気持ちの良いものなんですね!」
「ありがとうございます。お痩せになっている上にキメ細やかな肌でしたので、ご自身でも何かお手入れをしていらっしゃるのでは無いですか?」
「いいえ。全然してません。」
「羨ましいです。」
エステシャンは言葉でも良い気分にさせてくれるものだと感心した。

1時間後、肌がツヤツヤした上にメイクを施して貰ったつくし。
「お連れ様がこれをお持ち下さいました。」
差し出されたワンセットの女性用の服。
「エッ?着変えろって事ですか?」
「はぁ・・その様で!」
「アッ!ごめんなさい。貴女に言った訳では無いんです。」
「はい。」
類の用意した服に着替えてサロンの待合室に行くと、足を組みペーパーバックを読んでいる花沢類が優雅な姿でそこに居た。

「あ・あのぉ~・・・」
「ん?・・・アッ!似合うね。可愛いよ。」
「ここまでしなくても・・・」
「つくしが言ったじゃない。だから、それを実現させてあげたいだけ。もう直ぐその訳が解るよ。
さあ行こう!」
「あ・あたしが・・・何を言った?」

類はつくしの手を取り、サッとその場を後にした。

デパートの中を類に少し隠れる様に歩くつくしに気付き言う。
「意味がない!俺の隣りに・・・アッそうだ!
そこのベンチに座ってるからさ、向こうから歩いて来て。」
今混んでも来た所だから、丁度良い。」
「エッ!何で?」
「いいから・・・早く!」
「は・・・い。」
訳の解らない注文をする類に少し不機嫌な顔を見せたが、そんな事は一向に気にする様子はない。
言う通り類はベンチで本を片手に顔を隠す様につくしを伺う。そして、当のつくしは言われる通り離れた場所から歩いて来た。
すると!
つくしとすれ違う女子高生が
「可愛い。」
「うん。イケてたね。」
擦れ違い様に言った。
「エッ!あ・あたし?」
つくししか考えられない状況で耳にした言葉。そして、気が付くと視線を感じる。好意的な熱視線。

「マズイ!」
類が立ち上がり、つくしの手を握り歩き出す。
「アッ!」
「もう充分解ったよね?」
「エッ?」
「磨けば普通じゃない位可愛いし、人目を惹くって事。でも、もうダメ。俺だけで良いの。」
行動のひとつひとつ。
学生時代の面影の無いこの貴公子が解らないつくしだった。
「な・なんで・・・あたしなんかで・・・良いんだろう?」
と!


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